初心者のための現代風水ガイド:暮らしに生かす開運インテリア術

占い

風水とは何か(歴史的背景と現代での役割)

風水(ふうすい)とは、一言でいえば「環境を整えて幸せを呼び込むための知恵」です。

もともとは古代中国で生まれた地理学・環境学的な思想で、住む土地や建物の配置を工夫することで人々の運気や健康を向上させようとする学問でした。

漢の時代には皇帝が国家統一のために用いたという伝説もあり、当初はお墓や都市計画にも活用されたと言われています。

日本へは古代に伝来し、「家相(かそう)」として独自に発展しました。

日本の風水(家相)は中国とは少し異なり、日本の気候風土に合わせて鬼門(きもん)などの考え方を重視するようになりました。

例えば中国では北東を玄関にして冷たい風を入れる家もありますが、北海道など寒冷地の日本では北東玄関は生活しづらいため避ける…といった具合に、土地に合わせてアレンジされてきたのです。

現代における風水の役割は、単なる占い・迷信ではなく、「快適な暮らしづくりの手段」として注目されています。

風水という言葉から「運勢」「スピリチュアル」を連想しがちですが、実際には住環境を整えることで自然と暮らしやすくなり、その結果いろいろな運気が上向くという考え方です。

たとえば「家を綺麗にしたら運気がアップした気がする」という経験はありませんか?それこそが風水の効果なんです。

欧米の企業でもオフィス設計に伝統風水を取り入れる例があり、環境デザインの一環として世界的にも見直されています。難しく捉える必要はありません。

まずは「自分の周りを整えると気持ちが前向きになる」という実感を持つことが、現代風水の第一歩と言えるでしょう。

ちなみに「風水」という名称は、「気(エネルギー)は風に乗ると散ってしまい、水際で留まるので、昔の人はそれをうまく留めた」という古典の説に由来します。

簡単に言えば、「風」(空気の流れ)と「水」(地形のうねり)をコントロールして良い気を逃さず取り入れるから“風水”と呼ばれるのです。

こうした歴史的背景を踏まえ、現代風水では科学的・心理学的な視点から「居心地の良い空間づくり」を目指します。

あなたの部屋をパワースポットにするヒントとして、風水の基本をこれからご紹介していきますね。

陰陽五行思想との関係

風水の基盤には、古代中国の哲学である陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)があります。

これは「世の中のすべてのものは陰(いん)と陽(よう)の二極に分けられ、なおかつ木・火・土・金・水の五つの要素(五行)に分類できる」という考え方です。

たとえば明るい⇔暗い、新しい⇔古い、動的⇔静的といった性質はそれぞれ陽と陰に対応し、お互いが存在を支え合っています。

陰と陽はどちらが良い悪いではなく、片方がなければもう一方も成り立たない補完関係です。

風水ではこの陰陽のバランスをとり調和を図ることが重要とされています。

さらに五行とは、万物を構成する5種類のエレメント(元素)のこと。

木・火・土・金・水それぞれに対応する特徴があります。風水では森羅万象すべてが五行のいずれかに属すると考えます。

例えば「木」は文字通り木や植物、「火」は太陽や照明・プラスチック製品、「土」は土そのものや陶器・水晶、「金」は金属類や宝石・風鈴、「水」は水やガラスなどに分類されます。

そしてそれぞれの五行には色や方位も対応しており、例えば木は東と南東の方角・色は緑、火は南・赤、土は北東と南西・黄、金は西と北西・白、水は北・黒といった具合です。

このように五行であらゆる事物を捉え、陰陽の性質(陽=明るい・動的、陰=暗い・静的など)と組み合わせて環境を分析するのが風水の理論なのです。

五行の間には相生(そうじょう)相剋(そうこく)という関係もあります。

相生とは「木→火→土→金→水→木…」のようにお互いの運気を高め合う循環で、たとえば「木を燃やすと火が生じる(木は火を助ける)」という関係です。

逆に相剋は「水は火を消す」「火は金属(金)を溶かす」といった互いに抑制し合う関係。

風水では空間のバランスをとるために、この五行の相生・相剋関係を利用してレイアウトや色使いを調整します。

例えば火の気(キッチンのコンロなど)と水の気(シンクや冷蔵庫)がぶつかる場所には木の要素(観葉植物など)を置いて仲立ちさせる、といった具合です。

難しく感じるかもしれませんが、要は自然界の法則にならってインテリア要素を調和させることが風水の基本思想なのだと覚えておきましょう。

方角と空間エネルギーの考え方

風水では、家の中を流れるエネルギーのことを「気(き)」と呼びます。

この気は目に見えませんが、風や光と同じように空間を巡り人に影響を与えると考えられています。

先述の通り、「気」は風に乗ると散り、水に留まる性質があります。

そのため伝統的な風水では地形や風向きを読んで、気がスムーズに留まる地を選んだり、建物の配置を決めたりしてきました。

現代の室内風水でも「気の流れを良くすること」が重要です。

具体的には、玄関や窓から入った良い気を家中に行き渡らせ、滞らせない工夫をします。

例えば家具の配置ひとつとっても、ドアの正面に背の高い棚を置けば風通しが悪くなり気も滞りますし、逆に一直線に窓へ抜ける通路があると入った気がすぐ出て行ってしまいます。

適度に緩やかに家中をめぐるよう、レイアウトや間取りを意識すると良いでしょう。

また、方角(方位)によっても空間エネルギーの質が異なるとされています。

八方位(東西南北とその中間)それぞれが五行のいずれかを持ち、象徴する運気も違うのです。

例えば一般に東や南東は「木」の方位で「成長・発展運」を司り、新しいことを始めたり勉強運を上げたりしたいときに良い方向です。

南は「火」の方位で情熱や人気運に関わり、西は「金」の方位で金運や楽しみごとを象徴します。

実際、日本でも「西に黄色いものを置くと金運アップ」という言い伝えがありますが、これは風水の考え方からきています。

西は金運を上げる方角とされ、特に黄色やゴールドなど「金の気」を持つ色を取り入れると良いとされるのです。

例えば西向きの玄関なら明るい黄色系のマットを敷けば、入ってきた金運をしっかりキャッチできるというわけですね。

他にも、北は「水」の方位で仕事運(キャリア運)や人脈に関係し、南西は「土」の方位で家庭運や安定運を司る…というように、それぞれの方位が人生のテーマに対応しています。

風水では自宅の中で「自分が強化したい運気の方角」に注目し、その方位に当たる部屋や場所を整えたりラッキーアイテムを置いたりします。

例えば恋愛運を上げたいなら東南(縁の方角)にピンクのお花を飾ると良い、といった具合です。

こうすることで、その方角が持つエネルギーを生活に取り入れ、運を後押ししようというわけです。

とはいえ難しく考えすぎる必要はありません。

「東は朝日が昇るから元気が出る」「西日は強いけど実り(収穫)の象徴」というように、それぞれの方角のイメージに合わせて色やアイテムを配置するだけでも十分現代風水になります。

住まい全体の方位を完璧に把握できなくても、「この部屋は北側だから寒色系で落ち着いた雰囲気にしよう」などと応用してみると、自然とバランスの良い空間に近づくでしょう。

家の風水チェックポイント(玄関・リビング・寝室・トイレ・キッチン)

毎日の暮らしの中で特に風水を意識したいのが、家の主要なスペースです。

ここでは玄関、リビング、寝室、水回り(トイレ・キッチン)のチェックポイントを紹介します。

それぞれの場所ごとに、どんな点に気をつければ良い気を取り入れ運気アップにつながるかを見ていきましょう。

  • 玄関(げんかん): 家の「気の出入り口」といわれ、最も重要な場所です。
    まず常に整理整頓し、清潔に保つことを心がけましょう。靴が何足も出しっぱなしになっていたり、傘立てに濡れた傘が放置されていたりすると、良い気が淀んで金運も下がると言われます。

    使わない靴は処分し、残りは靴箱にしまってください(靴箱にしまう際、上段に明るい色の靴、下段に暗い靴を入れるとよりGOODです)。

    また玄関に人形やぬいぐるみを飾るのはNG

    それらは良い気を吸い取ってしまう象徴とされ、家族運に影響する可能性があるためです。

    代わりに観葉植物をひとつ置いてみましょう。

    植物は玄関に溜まりがちな陰の気を陽のパワーに変えてくれる強い味方です。

    明るい照明で玄関全体を照らすことも大切です。

    さらにを活用するのもおすすめです。

    玄関に鏡を置くと気の流れを調整し空間を広く見せてくれます。

    ただし配置場所は注意しましょう。

    ドアを開けて正面に鏡があると入ってきた良い気まで跳ね返してしまうので避け、ドアと真正面に向き合わない位置、例えば入って右手の壁などに掛けるのがベターです。

  • リビング: 家族が集まりくつろぐリビングは、家庭運や健康運に影響する大事な空間です。日当たりと風通しを良くし、明るく居心地のいい雰囲気を作ることを意識しましょう。

    自然光が差し込むと陽の気がたっぷり取り込めて、家族運が良くなると言われます。

    家具はなるべく低めで圧迫感を減らし、ソファや椅子はドアに背を向けない配置にすると安心感が生まれます。

    リビングにテレビやパソコンなど家電製品が多い場合は、それらが発する電磁的な乱れを整えるためそばに観葉植物を置くと良いでしょう。

    観葉植物が電化製品で乱れた気を調和してくれるとされます。

    また、古新聞や読み終わった雑誌をいつまでも積んでおかないことも大事です。

    古紙類は陰の気を帯びていて、チャンスを逃す原因になるといいます。

    定期的に処分し、常に新鮮な情報と空気が循環するリビングを保ちましょう。

    カーテンは厚手のものより薄手のレースカーテンを組み合わせて昼間は採光を確保すると部屋の気が軽やかになります。

    インテリアの色使いは、リビングではベージュやクリーム色など穏やかな暖色系をベースにすると安定した運気を育みます。

    派手すぎる原色(特に真っ赤など)は刺激が強く落ち着きを失う場合があるのでアクセント程度に留めましょう(赤いレザー張りのソファなどは風水上バランスを乱すとされます)。

  • 寝室: 人が最も長い時間を過ごし、無防備になる空間が寝室です。健康運や恋愛運にも関わる大切な場所なので、安眠できる落ち着いた環境を整えましょう。

    基本は清潔第一。シーツや枕カバーはこまめに洗濯し、床のホコリも定期的に掃除します。

    さらに空気の入れ替えも重要で、日中は窓を開けて新鮮な気を取り込み、夜間に溜まった悪い気をリセットしましょう。

    寝室に鏡がある場合、就寝中に映った自分の姿に運を取られてしまうと昔から言われます。

    その真偽はともかく、鏡はベッドから見えない位置に置くか、寝るときは布をかけるとよいでしょう。

    また、ベッドの配置にも気を配ってください。

    ベッドはドアの正面に足先が向く位置(いわゆる「鬼門寝」や「足門」)は避け、なるべく壁を背にする形で置くと安定します。

    頭の向き(枕の方角)も運気に影響するとされ、東枕は仕事運アップ、南東枕は恋愛運アップなどと言われます。

    特に東枕は太陽が昇るエネルギーを取り込めるためやる気や成長運を高めたい人におすすめです。

    逆に南枕は才能や名声運を得られる方位とも言われますが、寝ている間に気を取り込みづらいともされるため避けるのが無難です。

    寝室の色合いはリラックス重視で、クリーム色や淡いピンク・ライトブルーなど柔らかいカラーを基調にすると安眠効果と運気アップが両立します。

    ぬいぐるみや人形をベッドにたくさん置いている場合、それらが知らず知らず気を溜め込んでしまうので注意が必要です。

    どうしても置きたいお気に入りだけ厳選し、他は綺麗に片付けるか、人目につく明るい場所(リビングなど)に飾るようにしましょう。

    最後に、寝室は照明を真っ暗にしすぎないほうが良いとされます。

    豆電球程度の優しい間接照明をつけておくと、真っ暗闇の陰の気を和らげて安眠しやすくなります。

  • トイレ・浴室など水回り: トイレや浴室、キッチンといった水回りは風水では陰の気が溜まりやすく金運や健康運に影響する場所とされています。特にトイレは「不浄の場」として家族の健康運に関わるため、常に清潔に保つことが開運のカギです。トイレ掃除は毎日でもしたいくらい。

    便器や床を綺麗にし、換気扇や窓で湿気をこもらせないようにしましょう。

    そして一番大事なのが便器のフタを必ず閉める習慣です。

    フタを開けっぱなしにすると中の水(陰の気)から悪い気が空間中に広がり、健康運・金運を下げてしまうとされます。

    使っていないときはきちんとフタを閉め、悪い気を封じ込めてください(実は暖房便座の節電にもなって一石二鳥です!)。

    トイレには明るい色のマットやフタカバー、かわいいデザインのトイレ用スリッパを置くと良いと言われます。

    暗くなりがちな空間に陽の気をプラスしてくれるからです。

    観葉植物を置ける余裕があれば、小さな鉢を飾るのも◎(悪臭を和らげ、空気中の陰の気を吸ってくれます)。

    逆に読まなくなった雑誌やトイレットペーパーの芯などを溜め込まないことも鉄則です。

    使い終わった紙芯はすぐ捨て、トイレに雑誌を置きっぱなしにしないでください。

    不要なものが雑然と置かれたトイレは気の巡りが滞り、金運に大きな悪影響を与えます。

    常に床や棚の上までスッキリと何もない状態にするのが理想です。

  • キッチン: 「火」の気と「水」の気が混在するキッチンは、金運・健康運を左右する重要ポイントです。まずキッチンそのものをいつも清潔にしておきましょう。コンロやシンクに汚れを溜めず、毎日使い終わったらサッと拭き掃除する習慣がつくとベストです。

    特に使った食器をそのまま放置しないよう注意!「洗い桶に汚れた食器が山積み」の状態は悪い気を招き、家の運を下げてしまいます。

    できるだけ早めに洗って片付ける癖をつけましょう。

    生ゴミもニオイが出る前にこまめに処理します。

    キッチンにはコンロや電子レンジなど火の気を持つ物と、シンク・冷蔵庫など水の気を持つ物が共存しています。

    水と火は相剋の関係(ぶつかり合う関係)なので、本来あまり近づけないほうが良いとされます。

    間取り上どうしてもコンロとシンクが近い場合は、その間に観葉植物や木製のまな板を置くなどして「木」の要素で緩衝すると良いでしょう(木は水を吸って火を育み、両者をつなぐ相生の関係です)。

    また、「キッチンにお金を置いてはいけない」というユニークな教えがあります。

    これは金運のもとであるお金(=金の気)が、キッチンの火の気で「溶かされて」しまう=浪費につながる、という意味です。

    ついお財布や通帳をキッチンカウンターに置きっぱなし…なんてことのないように注意しましょう。

    冷蔵庫も「扉」は幸運を呼び込む場所とされるので、扉の表面にメモやマグネットをベタベタ貼らないほうが運気的には◎です(貼るなら側面に)。

    最後に、キッチンには適度に「火」を感じさせる明るい色を取り入れるのがおすすめです。

    キッチンが暗く沈むと食卓も活気を失いがち。

    赤やオレンジなど暖色系のキッチングッズやお花を少し飾ると、火の陽気が補われて運気もアップします。

    逆にライターやマッチなど着火具を出しっぱなしにするのはNGです(火の神様がいる場所なので機嫌を損ねてしまうとか…)。

    使わないときは引き出しにしまい、火の扱いには十分注意しましょう。

ラッキーアイテムと色使いの基本

風水では、身の周りに置くアイテムによっても運気をコントロールできると考えられています。

ここでは初心者でも取り入れやすいラッキーアイテムと、基本的な色使いのコツを紹介します。

まずアイテムについては、「明るく良い気を発するもの」が吉とされます。

例えば観葉植物生花は定番のラッキーアイテムです。

植物は空間に生命力あふれる木の気をもたらし、悪い気を吸収してくれます。

枯れた花やドライフラワーは逆に運気を下げるので置かないほうがいいですが、生き生きとしたグリーンや新鮮な花束なら運気アップに効果的です(花は枯れたら早めに取り替えましょう)。

またクリスタル(水晶)や天然石も人気のアイテムです。

透明な水晶玉を窓辺に吊るすと太陽の光で虹が生まれ、空間に良い気を拡散してくれるといいます。

小さな天然石をお守り代わりに部屋の四隅に置く人もいますね。

音の出るアイテムでは風鈴(ウインドチャイム)がおすすめです。

特に金属製の風鈴は強い金の気を持ち、玄関や窓辺に吊るすとチリンチリンという音とともに良い気を呼び込み邪気を払い去ってくれます。

他にも、アロマディフューザーやお香など良い香りのするものは空間に漂う「気」を浄化し、気分も上げてくれるので取り入れてみてください。

玄関にフレッシュなレモンの香りを漂わせておくと、それだけで陽の気が満ちて金運アップにつながるとも言われます。

次に色使いの基本です。

色は視覚を通じて人の心に働きかけるため、風水においてとても重要な要素です。

それぞれの色は五行に対応し、運気の性質を持っています。以下に主な色と運気の関係をまとめます。

  • (レッド): 五行では「火」に属し、情熱や活力、名声運を象徴する色です。アクセント的に使うと空間にエネルギーを与えてくれます。ただし強い赤を広範囲に使いすぎると気が荒くなり落ち着かなくなる恐れもあるため、ポイント使いがおすすめです。

    例えば「ここ一番!」という勝負どころでは赤い小物を身につけると良いでしょう。

    恋愛運アップにも効果的な色で、南向きの部屋に赤い花を飾れば情熱的な愛を引き寄せるとも言われます。

  • ピンク: 赤と同じ火のグループですが、より柔らかく愛らしいエネルギーを持つ色です。恋愛運を高めるカラーの代表で、人間関係を円滑にし新しい出会いを引き寄せる力があるとされています。

    特にハートモチーフやピンク色の花柄などは恋愛運アップのシンボルです。

    寝室に淡いピンクのファブリックを取り入れたり、東南(恋愛運の方角)のゾーンにピンクのアイテムを飾ったりすると良いでしょう。

  • 黄色: 五行では「土」にも「金」にも関連づけられる色で、金運・幸運の色として知られます。明るい黄色やゴールドは見るからに金運が上がりそうですよね。

    実際風水でも、黄色やゴールドはお金を象徴する色として財運アップに効果的とされています。

    特に西の方角に黄色のアイテムを置くと金運が上がるというのは有名な開運法です。

    例えば西側の部屋に黄色いクッションやゴールドの置物を飾る、といった具合です。

    ただし強すぎる黄色一色はかえって運を暴走させるとも言われます。

    濃厚な金色のアイテムは差し色程度にして、適度に取り入れるのがコツです。

  • (グリーン)・(ブルー): 緑は五行の「木」、青は場合により木または水に対応し、どちらも穏やかで調和的なエネルギーを持つ色です。緑は癒やしと成長の色で、健康運アップや人間関係の調和に◎。

    リビングや寝室に観葉植物やグリーン系のファブリックを置くとリラックス効果があります。

    青は落ち着きと信頼の色で、仕事運を支えるカラーです。

    特に水の気を持つ明るめのブルーは「信頼を高める」意味があり、職場での信用運を上げてくれると言われます。

    名刺入れやペンなど仕事に関わる小物に青系を取り入れると良いでしょう。

    一方で紺色など暗い青は使いすぎると沈静しすぎてしまうので注意が必要です。

    寝室のワンポイント程度にならOKですが、全身紺色の部屋などは避けましょう。

  • (ホワイト)・(ブラック): 白は五行の「金」に属し、浄化と純粋さを象徴します。どんな色とも相性がよく空間をクリーンに見せるので、基本色として活用しやすいです。

    風水的にも白い空間は余計な気をリセットしてくれるとされます。

    ただし真っ白すぎると陰陽でいう陰性が強くなり無機質になりがちなので、木目や植物など他の要素と組み合わせて温かみを足すと良いでしょう。

    黒は五行の「水」に属し、高級感や集中力を与える色ですが、暗く重い印象もあります。

    部分使いで空間を引き締める程度なら効果的です。

    例えば玄関マットに黒や濃紫を少し入れると、悪い気を吸収し良い気を留めるとも言われます。

    ただし広い面積で黒一色は避け、必ず明るい色とバランスを取ってください。

以上のように、色にはそれぞれ意味がありますが、最も大切なのは「自分がその色からどう感じるか」です。

見ていてワクワクする色ならそのポジティブな気持ちが運を呼び、落ち着く色ならリラックスが幸運を招きます。

風水の基本を踏まえつつ、自分の直感とも相談して色選びを楽しんでくださいね。

開運インテリアのコツ(家具配置、観葉植物、光と風)

運気の良い部屋づくりのためには、インテリアの工夫もポイントです。

ここでは家具の配置植物の取り入れ方、そして光・風(採光と換気)に関するコツを解説します。

  • 家具配置のコツ: 風水では「気の流れ」を妨げないレイアウトが基本です。部屋に入ったときスムーズに歩けないほど家具や荷物が置かれていると、物理的にも気分的にも滞りを感じますよね。

    家具は壁際に寄せすぎず、かといって動線を塞がない位置に配置しましょう。

    ソファやベッドなど大きな家具はできるだけドアの正面を避け、部屋の奥(入口から見て対角線上)に置くと安定感があります。

    また、人が長時間座ったり眠ったりする場所の後ろは壁を背にするのが理想です。

    例えばソファは背後に窓や出入口があると落ち着きませんが、壁があれば「山を背負う」形になり安心感(=良い気のサポート)を得られます。

    テーブルや椅子の角など尖った角は、風水では「殺気」といって人にプレッシャーを与えると言われます。

    できれば角が丸い家具を選んだり、角が人に向かない配置にしたりしましょう。

    観葉植物やクッションなどで角をソフトに隠す工夫も◎です。

    部屋の中央にはなるべく何も置かず、気が巡回できるスペースを確保します。

    特に玄関からリビングへの通路や、リビングから各部屋への扉前には物を置かず、良い気の通り道を作りましょう。

  • 観葉植物の活用: 植物は風水インテリアの万能アイテムです。置くだけでその場の空気が浄化され、生命エネルギーで満たされます。

    リビングや玄関、キッチン、浴室などあらゆる場所にグリーンを取り入れてみてください。

    ただし日当たりや水やりの関係で難しい場所(例えば窓のないトイレ等)は無理に置かないほうが良いです。

    植物にはそれぞれ性質があり、葉の形に注目すると運気アップのヒントになります。

    上にシュッと尖った葉を持つドラセナやユッカ、シュロチクなどは「陽」のパワーが強く、仕事運や発展運を高めたいときにおすすめです。

    鋭い気でやる気を奮い立たせてくれます。

    一方、丸い葉っぱのパキラやゴムの木、モンステラなどは優しく調和的な「陽」の気を持ち、人間関係運や金運アップに向いています。

    部屋に余裕があれば大小2つ以上の観葉植物を置き、背の高いものと小さいものを組み合わせると空間に立体感が出て気の巡りがさらに良くなります。

    注意点は枯らさないこと!
    植物が枯れてしまうと逆に運気ダウンにつながるので、無理のない範囲でケアしましょう。

    枯れた葉はすぐ摘み取り、水切れ・日照不足に気をつけてくださいね。

  • 光と風(採光・換気)の取り入れ: 明るい光と新鮮な空気は、それだけで強力な開運要素です。人も植物も陽の光を浴びると元気になるように、家もまた光を取り込むことで良い気が満ちます。

    日中はできるだけカーテンを開けて自然光を入れ、部屋の隅々まで明るく保ちましょう。

    日当たりの悪い部屋には照明を工夫します。

    白熱電球の暖かい光は陽のエネルギーを補ってくれますし、間接照明で壁や天井を照らすと空間全体が柔らかく明るくなります。

    観葉植物用の小型LEDライトを使うのも効果的です。

    照明は部屋ごとに複数配置し、一本の蛍光灯だけで済ませないほうが運気的には良いです。

    例えばリビングなら天井の主照明+スタンドライト、寝室ならベッドサイドランプなど、光源が点在するほうが気が偏らず拡散します。

    次に風(換気)です。

    空気がよどむと運気も滞るため、こまめな換気は欠かせません。

    おすすめは朝一番の換気。

    寝ている間に部屋に溜まった不要な気を、窓を開け放って外へ追い出しましょう。

    たとえ5分でも新鮮な朝の空気を入れ替えると、その日一日の運気がクリアになります。

    エアコンの時期でも1日に数回は窓を開け、風の流れを意識してください。

    風水では玄関→窓へ一直線の風通しは吉とも凶とも言われますが、基本的には家中に滞りなく空気が行き渡ることが大切です。

    ドアや窓を二方向以上開けて風の通り道を作り、良い気を巡回させましょう。

以上のように、家具・植物・光・風をバランスよく配置・活用することで、「シンプルで明るく自然を感じ清潔な空間」を目指すことができます。

これこそが風水インテリアの理想形であり、心身をリフレッシュさせる癒しの住まいにつながります。

NG風水例とその改善法

ここでは、やりがちな「風水的にNGな例」をいくつか挙げ、その改善方法(対処法)を紹介します。

「あ、それやってたかも!」というものがあれば、ぜひすぐ改善してみてくださいね。

  • NG① 玄関ドアの正面に鏡を置いている – 玄関入って正面に鏡があると、せっかく入ってきた良い気を跳ね返して外に追い出してしまいます。改善: 鏡は玄関ドアと向かい合わない位置、例えば玄関の横の壁に掛けるようにしましょう。

    鏡自体は空間を広く見せ気を循環させる良いアイテムなので、「置かない」のではなく「置き場所を工夫する」がポイントです。

  • NG② 壊れた物や枯れた植物をそのまま放置 – 壊れたままの傘や壊れた家電、枯れた観葉植物や花などを放っておくと、そこに負の気(殺気)が溜まります。特に玄関の壊れた傘・使っていない物、リビングの枯れた花などは台無しです。

    改善: 使えない物は思い切って捨て、枯れた植物はすぐ処分しましょう。

    長く飾って埃を被ったドライフラワーもNGです。

    常に家の中にある物は良い気を発している状態に整えることが大切です。観葉植物が弱っていたら手入れを、壊れた家電は修理するか廃棄を検討してください。

  • NG③ トイレに古新聞やトイレットペーパーの芯が溜まっている – トイレは悪い気が溜まりやすい場所なのに、そこに不要な紙類が置きっぱなしだと気の巡りが最悪です。ついつい読みかけの雑誌を置いたまま…なんてこともありますが要注意。

    改善: 読み物は都度トイレから持ち出す習慣をつけ、使い終わったペーパーの芯はすぐゴミ箱へ。

    棚の上にも装飾目的以外の物は極力置かないようにして、トイレ空間は必要最低限の物だけにしましょう。

    またトイレの床も常に拭き清潔に。何も置かれていないピカピカのトイレはそれだけで金運アップにつながります。

  • NG④ キッチンに洗っていない食器が山積み – 忙しいとつい後回しにしがちですが、シンクに食器が残っている状態は風水的にNGです。湿った汚れは陰の気を呼び、悪臭は邪気となります。

    改善: 食後すぐ洗うのがベストですが、難しい場合でも水に浸けて汚れを落とし、シンクの中はサッと洗っておきましょう。

    着火グッズ(ライターやマッチ)が出しっぱなしなのもキッチンではNGです。

    火の神様を怒らせ運気を下げるとも言われますから、使ったら必ず引き出し等にしまって。

    また冷蔵庫の扉にプリント類を貼りすぎるのも運気を遮るので控えめに(代わりに側面を活用)。

    キッチン全体を清潔&すっきり保つことが金運・健康運アップの近道です。

  • NG⑤ 寝室に大量のぬいぐるみ&姿見が向いたまま – ベッドの上や周りに所狭しと人形・ぬいぐるみを置いていると、それらがホコリと一緒に気を吸い取ってしまいます。さらに寝ている自分が鏡に映っていると、眠っている間に運気を持っていかれるとも言われます。

    改善: 人形やぬいぐるみはお気に入りの少数だけベッド近くに置き、他はガラスケースに入れるか別室に飾るなどしましょう。

    「寝室に誰か(人形)がたくさん居る」状態は無意識に落ち着かないものです。

    鏡(姿見)は寝ている自分が映らない位置へ動かすか、難しければ夜間だけ布で覆ってください。

    就寝中は自分と鏡に映る自分が向かい合わないようにするのがポイントです。

    寝室は心身をリセットする場所なので、視界にも心にも刺激が少ない状態に整えると吉です。

以上、よくあるNG例と対策をご紹介しましたが、いかがでしょうか?どれも難しいことではなく「ちょっと片付ける」「位置をずらす」だけでできる改善策ばかりです。

風水ではダメな所があっても、必ず「化殺(かさつ)」といって悪影響を緩和する方法があります。

ですから「うち間取りが悪いからもうダメ…」なんて思わずに、できる範囲で工夫してみてくださいね。

仕事運・金運・恋愛運を上げる風水の考え方

次に、具体的な運気(仕事運・金運・恋愛運)にフォーカスした風水の考え方と実践ポイントを見てみましょう。自分が特にアップさせたい運をイメージしながら読んでみてください。

● 仕事運アップの風水

仕事運(キャリア運)を上げたい場合、まず意識したいのは職場環境や働く自分の周辺を整えることです。

デスクが書類や物で散乱していると良いアイディアも湧きにくいですし、運気も滞ります。

毎朝仕事を始める前に机上をサッと片付け、帰宅前にも整理する習慣をつけましょう。

自宅で仕事をする方は仕事部屋を清潔に保つのはもちろん、もし外で働いている方でも自宅の玄関を掃除すると仕事運アップに効果があります。

玄関は全ての気の通り道なので、そこを整えることで良い気が入りやすくなり、外での仕事にも良い影響が出るという考え方です。

玄関マットを敷いて悪い気を吸着させ、通勤に履いていく靴はピカピカに磨いておくと仕事運だけでなく金運もアップすると言われます。

睡眠環境を工夫するのも仕事運に効きます。

風水では「眠っている間に人は悪い気を吐き出し、良い気を吸収する」と考えます。

特に枕(頭)の向きによって得られる運気が変わるとされ、仕事運を上げたいなら枕は「東向き」がおすすめです。

東は太陽が昇る勢いのある方位なので、毎朝やる気と活力がみなぎり、仕事での成長に繋がるとされています。

実際「最近なんだか疲れやすい」「仕事で前向きになれない」という方が枕の向きを変えたら調子が良くなった例もあるとか。

簡単に試せるのでぜひやってみてください。

さらに、運気を上げるアイテムやカラーも活用しましょう。

例えば玄関や仕事部屋に上に向かって伸びる観葉植物を置くと、ぐんぐん伸びるその姿が出世運・昇進運を後押ししてくれます。

特にユッカやドラセナのようにスッと尖った葉先を持つ植物は成功や発展の気を高めるので、キャリアアップしたい人にぴったりです。

逆に仕事上の人間関係を円滑にしたい場合は、葉先が丸いゴムの木やパキラがおすすめ。

柔らかな陽の気で周囲との調和を促してくれます。

カラーでは青色が仕事運を象徴します。

青には水の気があり、信頼関係を強めたり冷静な判断力を与えてくれる意味があります。

そこで名刺入れやペン、ファイルなど仕事道具に青系のラッキーカラーを取り入れてみましょう。

目にするたびにその色のパワーが潜在意識に働きかけ、仕事運アップに繋がるはずです。クリエイティブな仕事なら紫色も直感力を高めてくれると言われます。

他にも、デスクには水を入れた小さなグラスやクリスタルを置いておく(気を浄化し集中力UP)、オフィスでは自分の座る位置の後ろに壁や観葉植物で「後ろ盾」を作る(人のサポート運UP)など、仕事運アップの風水テクニックはいろいろあります。

共通するのは「環境を整え、前向きに働ける状態を作ること」です。

風水で職場環境を整えれば、自然と仕事へのモチベーションも上がり、良い成果や評価に繋がっていくでしょう。

● 金運アップの風水

お金にまつわる運気、金運を高めるには、風水では主に水回りの環境貯まり(蓄財)の象徴に注目します。

金運は「お金が入ってくる運」「貯められる運」「使ってもまた入る循環の運」など複合的ですが、まず基本となるのが家の清潔さ、とりわけ水の扱いです。

一番重視したいのはトイレやお風呂、キッチンの清潔さ。風水では「水回りが汚い家は金運が下がる」と昔から言われます。

逆に言えば、水回りピカピカの家には金運が舞い込むチャンス!

普段からトイレ掃除を徹底し、シンクや排水溝も磨いておきましょう。

さらにワンポイントで、トイレに黄色いお花を飾ったり柑橘系の芳香剤を置いたりすると金運アップに効果的です。

黄色い花(例えばミモザやミニひまわりなど)は植物の持つ木の気と相まって財運をぐんと高めてくれます。

生花が難しければ黄色い花の絵を飾るのもOKです。

香りも重要で、レモンやオレンジなどの柑橘の香りには金運を呼ぶ力があるとされます。

陶器やガラスの容器に入れたアロマディフューザーで爽やかな香りを保つと良いでしょう(プラスチックは汚れが溜まりやすいのでNGとの説もあります)。

とにかく水回りから邪気(汚れ・臭い)を出さないことが金運アップの基本なのです。

次に、「貯める」象徴を整えることも大切です。

具体的にはお財布・通帳・金庫の扱いです。

お財布は金運そのものとも言える存在なので、ボロボロのものは使わず適度に新調しましょう。

レシートやポイントカードでパンパンに膨れた財布もお金が居心地悪くて逃げ出すと言います。

領収書類は整理し、お札が気持ちよく入るスペースを作ってあげてください。

風水的には、春(立春から節句頃)に財布を新調すると「春(=張る)財布」と言って金運が張る=膨らむとされ縁起が良いです。

色は黒や茶色など落ち着いた色が「お金を守る色」として人気。

逆に派手すぎる色は浪費に繋がるとも。

もっと手軽なところでは、玄関に小銭貯金箱を置くのもおすすめです。

帰宅時にお財布の小銭をそこに入れる習慣をつけると、貯蓄体質が身につき金運に好循環を生みます。

また、観葉植物で金運アップという方法もあります。

金運には陽のパワーが必要なので、丸い葉っぱの観葉植物(パキラ、ベンジャミン、モンステラ等)を玄関に置くと良い気が家中に広がり財運を招いてくれます。

ただし枯らしてしまうと逆効果なので要注意。

日当たりに合わせて丈夫な種類を選びましょう(半日陰でも育つガジュマル、明るい場所向きのパキラなど)。

風水では北の方角が金運に深く関わるとされます。

気は北から南へ流れるので、寝るとき北枕にすると金運を含むあらゆる良い気を取り込みやすいと言われます。

できれば寝室のベッドを北枕に配置してみてください。

難しければ、かわりに寝室北側に木製の家具(成長の木の気)や金色の小物を置くのも吉です。

さらに、金運アップの有名なテクニックとして「西に黄色」があります。

これは前述の通り風水で西が豊かさを司る方位であることに由来し、財位とも呼ばれます。

西の場所(例えばリビングの西側の壁や部屋の西コーナー)に、黄色やゴールドのアイテムを飾ってみましょう。

金色の額縁の絵や、黄系のフルーツモチーフのアートなどが定番です。

ただし強い金色だらけは運気を乱すこともあるので、小物一つ二つ程度に留めます。

他にも、金運に効くとされるモチーフがあります。

風水で財運アップに良い生き物として「龍」「虎」「亀」「金魚」「蛙」「鼠」などが有名です。

例えば金魚の絵や置物はお金を呼ぶ水と金の気を持ち、玄関入って左側(財位)に飾ると良いとも言われます。

カエルの置物は「お金が返る」に掛けた縁起物ですね。

これらをインテリアにさりげなく取り入れてみるのも面白いでしょう。

大切なのは楽しみながら豊かさをイメージすることです。

お気に入りの方法で金運アップにチャレンジしてみてください。

● 恋愛運アップの風水

最後に恋愛運(良い出会いや愛情運)を高める風水です。

恋愛運に関して風水が得意とするのは、「良縁を呼び込み、関係を円満にする環境づくり」です。

ポイントは自分自身がハッピーな気分になれる空間にすることと、新しい出会いのチャンスが舞い込む余地を作ることです。

まず基本として、恋愛運を上げたいなら部屋(特に寝室)を綺麗に片付けること。

これは当たり前に思えますが非常に重要です。

部屋が散らかっていると新しい運(人)は入って来づらいもの。クローゼットに元カレ・元カノとの思い出の品がぎっしり…なんて場合も要注意です。

それらは無理に捨てなくても構いませんが、今すぐ目につかない場所にしまうか整理して、過去ではなく未来のための空間を作りましょう。

次に色やアイテムの力を借りましょう。

恋愛運アップにはやはりピンク色が定番です。

ピンクは優しく幸福感のある波動を持ち、身につけるだけで女性らしさ・魅力を引き出してくれる色です。

部屋に取り入れるなら、ベッドカバーやカーテンを薄いピンク系に変えてみたり、ピンクのクッションやキャンドルを置いてみると良いでしょう。

特にハート形花柄のモチーフは恋愛運に直結します。

可愛すぎて照れくさい?と思うかもしれませんが、自分しかいないプライベート空間ですから思い切って!

見るたびにときめくようなラブリーなアイテムは、あなたの放つ雰囲気まで柔らかくしてくれますよ。

風水では「桃花位(とうかい)」といって、恋愛運を司る特定の方角に花を飾る方法があります。

自分の干支によって桃花位が東西南北いずれかに決まるのですが、ちょっと複雑なので、ここでは一般的に良いとされる方角を使いましょう。

ずばり東南の方角です。

東南は「縁」を呼ぶ方角で、風水では東南から良縁がやって来ると言われています。そこで、家の東南エリア(自分の部屋の東南コーナーでもOK)にお花を飾ってみるのです。

生花が一番ですが、花の絵や写真でも構いません。

「お花の絵を東南に飾るだけ」で素敵な恋の息吹を呼び込めるなんてロマンチックですよね。

実際、花には人の心を穏やかにし愛情運を高めるパワーがあります。

特にバラやダリアなど華やかな花は愛の象徴なので、ぜひ活用しましょう。

また、寝室のレイアウトも恋愛運に影響します。

ベッドは壁につけすぎず、左右どちら側からも入れる配置がベターです。

片側が壁にくっついていると「一人分のスペース」になってしまい、新しいパートナーが入り込む余地がないとも言われます。

ダブルベッドを使っている場合、枕やサイドテーブルはペアで揃えるのがおすすめです。

例えば枕は2つ並べて置き、ナイトスタンドも両脇に用意して同じランプを置く、といった具合です。

これは「対(つい)になるもの」を配置して気を整える風水テクニックで、パートナーとの調和を象徴します。

反対に、部屋に一人の人物像(女性の単独ポートレートなど)の絵を飾るのは避けたほうがいいです。

無意識に孤独を暗示してしまう可能性があるためです。

代わりに二人の人が一緒に写っている写真やアートが良いでしょう。

最後に香りの話を。恋愛運アップには良い香りも重要です。

お気に入りのルームフレグランスで部屋を満たすと、それだけで女子力が上がったようなハッピーな気分になりますよね。

そのポジティブな気持ちこそが良縁を引き寄せます。

特にローズやイランイランなどフローラル系の香りは愛情運に効くとされます。

お部屋に香りの風を通すイメージで、ディフューザーやアロマオイルを炊いてみてください。

恋愛運アップ風水の極意は、自分自身を大切にする空間を作ることです。

自分が心地よくハッピーでいられれば、その明るいオーラが周囲を引き寄せ、自然と素敵なご縁が巡ってくるでしょう。

風水でお部屋を「恋愛モード」に模様替えして、ぜひ素敵な変化を感じてみてくださいね。

引越しや模様替えの際に見るべきポイント

家を新築・引越ししたり、大きく模様替えをしたりする機会は、風水を取り入れる絶好のチャンスです。

新しい環境を整えるときに意識したいポイントをいくつか押さえておきましょう。

まず引越し先を選ぶ段階では、可能であれば風水的に良い間取り・方位を意識するとベターです。

伝統的には「東南に玄関、北西に主寝室、北東(鬼門)と南西(裏鬼門)に水回りを置かない」間取りが理想と言われます。

東南玄関は明るい陽の気が入りやすく、北西の寝室は家長運(仕事運や責任運)を高める配置とされます。

逆に北東・南西にトイレやキッチンなど水を使う場所があると運気が流れ出やすい(鬼門を汚す)と忌避されてきました。

もっとも現代の住宅事情ではなかなかこれを完璧に避けるのは難しいですし、住宅性能の向上で多少のことはカバーできます。

大事なのは神経質になり過ぎないこと

たとえ鬼門にトイレがあっても、しっかり掃除して良い香りを置くなど対策すれば心配いりません。

部屋探しではむしろ日当たりや風通し、周囲の環境(近くにお寺や墓地がある、真正面にビルの角が突き出ている等は避けた方が無難)など現実的な条件と照らし合わせて総合的に判断しましょう。

迷ったときは最終的に自分の直感を信じることも大切です。

「なんとなくこの部屋は落ち着く」「ここに住む自分がイメージできる」と感じるなら、それが良い気の物件の証です。

新居に引っ越す際は、ぜひ入居前にお部屋の「お清め掃除」をしましょう。

前の住人の気や長年の澱みをリセットし、真っさらな状態で良い運気を迎えるためです。

理想を言えば、粗塩を部屋の隅に撒いて掃除機で吸い、部屋中を白い布で水拭き→乾拭きする、本格的な清め掃除ができると完璧ですが、難しければ白い新品の雑巾で隅々まで乾拭きするだけでもOKです。

その際、「たくさん良い気が入ってきますように。これからよろしくお願いします」と部屋に語りかけるような気持ちで拭き掃除をすると良いそうです。

実際声に出しても構いませんし、心の中で念じるだけでも大丈夫です。

これをすることで前の人の気配や土地そのものの気が鎮まり、晴れやかな気持ちで新生活をスタートできます。

引越し当日、荷物を運び入れたら最初に玄関とキッチン、寝室を整えると良いとされます。

玄関は家の顔なので、盛り塩(小皿に盛った塩)を置いて清めたり、観葉植物や鏡を飾ったりして「ここは良い気の入る家ですよ」と宣言しましょう。

キッチンは火と水の要なので、使いやすく整理しておくことで家計の安定に繋がります。

寝室は疲れを取る空間なので、カーテンやベッドリネンをお気に入りのもので整えてリラックスできるようにしてください。

風水的には、引越し後なるべく早い段階で地元の氏神様(近所の神社)にお参りすると良いとも言われます。

「○月○日に○○に引っ越してきた○○です。これからお世話になります」と心の中で挨拶し、災いから守ってもらうお願いをするのです。

これは風水というより日本古来の習慣ですが、新天地で運気良く暮らすための大事なステップでしょう。

模様替え(部屋の配置換え)の場合も、基本的な考え方は同じです。

一度大がかりに家具を動かすなら、そのタイミングで徹底的に掃除&断捨離しましょう。

模様替えは最高のデトックスチャンスです。

要らないものは思い切って手放し、空間に新しい風を入れてください。

家具の配置は先述のとおり動線と安定感を意識し、可能なら吉方位にベッドや机を移動してみるのも面白いです(例えば勉強机を東向きにするとか、鏡台を西に置いて金運アップ狙いなど)。

模様替えで部屋の角度を変えると停滞した気が動き出すので、「最近マンネリだな」と思ったらレイアウト替えはとても有効です。

いずれにせよ、新居でも模様替え後でも暮らし始めが肝心です。

最初のうちにきちんと整理整頓・掃除のリズムを作り、良い気が巡る状態を習慣化しましょう。

「家は住む人の念が染み付く」とも言われます。

引越し直後のフレッシュな気持ちを大事に、ぜひ素敵な空間づくりを楽しんでください。

よくある誤解と風水の使い方(スピリチュアルより環境心理学的な解説)

風水に対するよくある誤解としては、「なんだか迷信くさい」「細かいルールが多すぎて大変そう」といった声が聞かれます。

しかし実際のところ、風水は現代の言葉で言えば環境心理学あるいは環境学に近いものです。

伝統風水師の山道帰一氏も「住宅の風水は環境心理学だ」と述べています。

住環境が人の心身に与える影響を統計・分析した知恵が風水だ、と捉えると分かりやすいでしょう。

つまり、家の中で心地よく過ごせれば健康が促進され人間関係も良好になり、仕事運も上がる——逆に悪い環境下では疲れやすくトラブルが増える——こうした因果関係を先人たちが経験則から編み出したものが風水なのです。

ですから「この通りにしないと不幸になる」といった脅しめいたものでは決してありません。

むしろ「こうすると居心地が良くなって結果的に運気も良くなるよ」というポジティブな提案と受け取ってください。

例えば「鬼門にトイレがある家はダメ」と聞くと不安になるかもしれませんが、現代では住宅事情的に珍しくありませんし、実際には環境を清潔に整えておけば問題ないとも言われます。

「絶対に避けねばならないタブー」より「工夫して快適にする方法」が風水の本質なのです。

また、全てを鵜呑みにする必要もありません。

よく雑誌やネットに細かな風水術が載っていますが、全部実践しようとするとかえって生活しづらくなってしまうことも…。

風水はあくまで“プラスアルファ”の発想で、現代のライフスタイルに合った形で柔軟に取り入れるのがおすすめです。

例えば「北枕は嫌だ」という人は無理に北にしなくても構いません。

その代わりベッド周りを整頓して寝室を快適にするといった別のアプローチで補えばOKです。

大事なのは、暮らしやすさとのバランスを取りつつ風水を楽しむこと

実際、「風水を気にしすぎて家族の動線が悪くなり住みにくくなっては本末転倒」との指摘もあります。

あまり神経質にならず、自分たち家族が笑顔で過ごせる心地よい空間づくりを第一に考えてください。

それが結果的に最高の風水になります。

もう一つの誤解は「風水=スピリチュアル(非科学的)」というイメージです。

確かに龍や八角鏡など不思議なモチーフも出てくるのでそう思われがちですが、実践内容は極めて現実的です。

掃除・整理整頓・換気・採光・インテリアコーディネート…と、どれも理にかなっていますよね。

散らかった部屋より片付いた部屋の方が運が開けそうだし、暗い部屋より明るい部屋の方が気分が良い——誰もが感じることではないでしょうか。

風水はそうした人の心理と環境の関係性に着目し体系化したものに過ぎません。

実際、心理学の研究でも「環境を整えると人の内面も前向きになる」とされています。

部屋が綺麗になると気持ちがシャキッとして色んなことに意欲が湧く…そんな経験ありますよね。

周囲を整えた結果自分の内面が変化し、そのことで力(運)を発揮できる——これが風水の本質なのです。

したがって、「お札を貼らなきゃ!」「方角を完璧に計らなきゃ!」と肩肘張る必要はありません。

おおらかな気持ちで、自分と家族がハッピーになれる要素を少しずつ取り入れてみてください。

観葉植物を飾ったらホッと癒やされた、部屋を片付けたらケンカが減った、模様替えしたらなんだか運が向いてきた…そんな実感が得られれば、それがもう風水の効果なんです。

今日からできる簡単な風水実践例(例:玄関に鏡、トイレ掃除など)

最後に、今すぐ実践できるお手軽風水アクションをいくつかご紹介します。

「難しそう」と敬遠していた方も、まずはできることからぜひ試してみてくださいね。

  • 玄関の徹底掃除をする: 運気を上げたいと思ったら、まず玄関掃除から始めましょう。玄関は開運の最重要スポットで、良い気も悪い気もすべてここを通ります。

    ほうきで掃いたり水拭きしたりして綺麗にするだけで、家に良い運気を呼び込めるとされます。

    靴は靴箱へ、ドア周りの埃も忘れずに。ピカピカの玄関はそれだけで運気アップ間違いなしです。

  • 玄関に鏡を置く: 玄関インテリアに姿見(全身鏡)を取り入れてみましょう。鏡には気の流れを調整し空間を拡大するパワーがあります。

    出掛け前に身だしなみチェックもできて一石二鳥ですね。

    ただし前述したように、置き場所は玄関ドアの正面を避けてください

    おすすめは玄関入って右か左の壁面です。

    適切な位置に鏡を配置すれば、良い気を家中に拡散しつつ悪い気だけを跳ね返してくれる強力なお守りアイテムになりますよ。

  • トイレ掃除&フタ閉めを徹底: トイレをピカピカに保つことは今日からでも実践したい開運習慣です。使ったらサッとブラシでこすり、水滴も残さず拭き取りましょう。

    特に便器の中は常に清潔に!加えてトイレのフタは必ず閉めるクセをつけてください。

    これだけで健康運・金運のダウンを防げます。

    さらにひと手間、トイレに芳香剤を置いて良い香りを満たしてみてください。

    できればレモンなど柑橘系の香りが◎(金運アップに効果的)。

    毎日使う場所だからこそ、小さな工夫が大きな運気の差を生みます。

  • 毎朝5分の換気: 窓を開けて外の新鮮な空気を取り込む。それだけ?と思うかもしれませんが、これぞ簡単かつ強力な風水アクションです。

    朝起きたらまず窓を全開にしてみましょう。

    夜の間によどんだ空気(嫌な夢や疲労感のもと)を一気にリセットできます。

    できれば家中の窓を開けて風を通すとベストですが、一部屋でもOK。

    1日5〜10分の換気習慣で、家全体のエネルギーがクリアになり運気が安定します。

  • 観葉植物orお花を飾る: お部屋にグリーンや生花を1つ加えてみましょう。例えばリビングのテーブルに季節の花を一輪飾るだけでも、空間の波動がパッと明るくなります。

    玄関に小さな観葉植物を置けば、陰の気を陽の気に変えてくれます。

    花や植物を選ぶときは、自分が「綺麗だな、可愛いな」と思えるものを。

    飾って眺める度に心が和み、そのポジティブな感情が良い気を呼び寄せます。

    枯れたら取り替えることだけお忘れなく。

  • ひとつ不要な物を捨てる: 今日から毎日、いらない物を1つ処分する習慣をつけてみませんか?断捨離は一気にやろうとすると大変ですが、一日一捨なら気楽に続けられます。読み終えた雑誌一冊、穴の開いた靴下1足、古い調味料1瓶…何でも構いません。

    物が減っていくと空間に余裕が生まれ、新しいチャンスが入ってくるとされます。

    「古い気」が去り「新しい気」が巡ってくるイメージです。1日1個でも1年続ければ365個!かなり身軽になりますよ。

いかがでしょうか?どれも今日から気軽に始められるものばかりですよね。

風水は継続してこそ効果がじわじわ出てくるもの。

まずは「ちょっとやってみようかな」と思えることからでOKです。

小さな行動でも毎日続ければ必ず良い変化が訪れます。

ぜひできそうなものからトライしてみてくださいね。

まとめ:風水で空間と気持ちを整えるという考え方

最後に、この記事のまとめとしてお伝えしたいのは、「風水=空間と気持ちを整えること」だということです。

散らかった部屋を片付けてスッキリしただけで心まで軽くなる経験、あなたにもあるのではないでしょうか?まさにそれが風水の力であり、本質です。

風水という言葉にとらわれずとも、住環境を整えることは日当たりや風通しが良くなり、結果として暮らしやすい快適な家になります。

心身ともに健康で過ごせれば仕事も恋も上向きになり、「なんだか最近ツイてるかも!」と感じる機会も増えていくでしょう。それを人は「運気が上がった」と呼ぶのかもしれません。

風水は決して怪しい魔法ではなく、私たちが自分で自分の運をひらくための環境学です。

家の中が心地よく整えば、自然と気持ちも前向きになり、良い行動を引き寄せます。

逆に環境が乱れていればストレスが溜まり、チャンスを逃しがちになります。

その意味で、風水は科学的で実践的な幸福論と言えるでしょう。

ぜひこの記事で紹介した現代風水のエッセンスを、日々の暮らしに取り入れてみてください。

大掛かりな模様替えをしなくても、玄関に一輪の花を飾る、お気に入りのクッションをソファに置く、寝室を掃除してふかふかのお布団で眠る…そういった小さな積み重ねが、きっとあなたの空間と気持ちを整え、運気をじわじわと高めてくれるはずです。

毎日を過ごすお部屋がパワースポットになれば、人生はもっと輝きます。

風水の知恵を味方につけて、ぜひ楽しく開運ライフを送ってくださいね。あなたの暮らしにたくさんの良い「気」が巡りますように!

 

 

 

 

【参考文献・情報源】:

  • 李家幽竹 『陰陽五行説って?』公式サイト
  • zired占い記事『風水とは?歴史と基礎・考え方の初歩
  • トヨタホーム『幸運を呼ぶ!家づくりで取り入れたい風水
  • LINE占いcharmmy『〖風水〗場所別!置いてはいけないNGアイテム
  • GetNavi @Living『引っ越し風水のチェックリスト
  • ビンテージホーム『家づくりに役立つ風水と家相
  • JOGGOコラム『風水で開運!金運・仕事運アップ15選
  • CASIE特集『風水で選ぶ!運気を高める絵画

(以上、一部情報を要約引用させていただきました)

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